初護摩供報告

不動明王のご宝前に護摩壇をしつらへ、住職が護摩師となります。壇炉に護摩木を積んで燃やし、火中に五穀五香等を投じ、香油を注いで供養します。家内安全・無病息災・交通安全・商売繁盛・開運厄除等々、皆様方の諸々の願いを、ご祈願ご祈祷致しました。

供養の中では、不動明王のご真言をなん百遍もお唱えして、まさに護摩師は不動明王さまと一体となって修法致します。

護摩供では、勝憂寺・善養寺・密蔵院・東善寺・円福寺・竜光寺・自性院・宝積院・円明院(練馬区)のご住職方々等がご出仕下さいました。そして当寺から副住職と弟子英紀が出仕しました。

又当寺大師講の皆様二十三名も参加していただき、入堂で「園勝院和讃」、護摩供の中で「不動明王和讃と威徳」、退堂では「同行和讃」を声高らかに奉詠して下さいました。

本堂内の襖がすべて、はずされるのは二月一日の護摩供と五月三十日のお施餓鬼会の二日間だけです。本堂内は壮厳な場所でもありますから、普段は襖を閉めて清らかさを保っています。

堂内には樹下画伯の院展入選の大作絵画三点や当寺のために特別描いていただいた孔雀の襖絵、内陣の牡丹の壁画等もありますので是非ご覧ください。

 

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