真言宗 豊山派の年中行事(1)

2月15日

涅槃会(ねはんえ)

涅槃会とは、お釈迦さまの入滅された2月15日の行事のことです。全国の寺院では2月14日より「仏涅槃図」(ぶつねはんず)が掛けられ、お釈迦さま最後の説法である「遺教経」(ゆいきょうぎょう)などを読誦し法要が行われます。
今日では三月十五日に行われている寺院が多くなりましたが、仏教では、お釈迦さまの誕生を祝う「降誕会」、お悟りを開かれた「成道会」とこの「涅槃会」を三仏忌または三大法会と呼んで大切な仏教行事としています。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。