生前準備とは大きな意味で、人生の締めくくり方を考え整理しておくことです。
例えば、ご葬儀について「家族葬にしてほしい」、お墓について「近くにお墓を建てておいたからそこに入りたい」など、自分らしい形を考え、望んでいる方々が増えています。
そこで、ご葬儀・お葬式やお寺やお墓のこと、「自分の望むエンディング」について考え、さらには財産の整理をすることで「残される方々への思いやり」をプラスしたものが、生前準備となります。
実際には、最後の迎え方、ご葬儀のこと、お墓のことを書いたエンディングノート、大切な人達へのメッセージ、財産や身の回りのものなどの相続に関する法律的な準備などが考えられます。
3.合掌
お供えが済んだら、お参りです。一人一人順番にお線香をあげ、墓前で数珠を持って合掌します。
合掌の仕方は宗派によって色々と違いがありますが、特にこだわりがないのであれば、もっとも一般的な合掌を行います。両手の5本の指を閉じて、両手を合わせて胸の前に置き、おじぎをするように上半身を傾けます。
4.後始末
お参りが済んだ後は、ご供物をみんなでいただくか、お持ち帰りましょう。生花はそのまま置いてきても大丈夫ですが、食べ物は置いて帰ると、鳥や小動物等に荒らされることもあるため、持って帰ることが一般的になっています。
また、お墓参りの後にも、お寺のご住職や霊園の事務所に一言挨拶をしましょう。お寺の場合は、もう一度ご本尊さまにもお参りし、これからも変わらず見守ってください、とお参りしてから帰るのも良いでしょう。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
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