
線香は材料から「匂い線香」と「杉線香」に大別されます。
匂い線香は、椨(たぶ)の木の樹皮に、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)といった香木や炭の粉末などを混ぜて練り、線状に成型・乾燥させたものです。
杉線香は、3ヶ月ほど乾燥させた杉の葉を用いた線香で、特に墓参りのときに用いられる。 香木や香料を使用した線香よりも香りは抑えられ、煙を多めに出すため、外でのお墓参りに向いています。
分骨とは、遺骨の一部を他の墓地に移すこと。つまり複数のお墓に分けて納めることをいいます。
また広い意味では、一部だけを散骨したり、手元に残したりすることも分骨の一種とされています。
都市で生活する人が増えたこともあり、郷里のお墓が遠くて墓参ができないという理由から、分骨を希望する方が増えています。また、手元供養や散骨などの要望から分骨を希望する人も多いようです。
分骨に必要な手続きは次のようになります。
埋蔵前の分骨は、分骨用の小さい骨壷を用意し、遺骨を分骨します。分骨時は僧侶に読経していただきますので四十九日法要等に合わせると良いでしょう。
また、埋蔵後の分骨は骨壷の用意は同じで、僧侶に読経して頂いて遺骨を取り出して分骨します。本骨はそのお墓に戻しておきます。この時の遺骨の作業に石材店への依頼が必要な場合もあります。
その後、僧侶に、「分骨証明書」を書いてもらいます。これがないと新しいお墓に納骨出来ませんのでご注意ください。
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