日別アーカイブ: 2014年8月4日

真言宗の行事 護摩供

護摩供(ごまく)

護摩供は、御堂の中で火を焚き、燃え盛る炎の中に御本尊(不動明王)をお招きして、真言を唱えながら一心に諸願成就を祈る真言宗が秘法とする護摩法です。

柴燈護摩は、宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大使・聖宝が、 日本七霊山の一つ大和峯山で修行中に柴を集めて護摩を焚き、 毒蛇を退治したことが始まりとされています。

堂内で行う壇護摩の他、屋外で修される紫灯護摩もあります。お寺毎に特に日を定めて、年中行事や月例行事として随時行われることが多いようです。

真言宗の行事 青葉まつり

青葉まつりは、宗祖、弘法大師(こうぼうたいし)空海(くうかい)と、中興の祖・興教大師(こうぎょうだいし)覚鑁(かくばん)の誕生を祝う行事です。

即身成仏の教えを広めた、両大師にたいする報恩謝徳の気持ちでお祝いします。
弘法大師のご生誕は774年(宝亀5年)、興教大師のご生誕は1095年(嘉保2年)とされています。

お2人が生まれた6月が、緑の美しい季節ですので、このお祝いを「青葉まつり」といいます。